向く向かないにかかわらず投資にはメンタルが最も重要

投資で成功するためには相場感覚や実行力が必要になります。株式投資では相場状況を見極めて望ましい銘柄を探し、適切なタイミングで注文を出すことが重要で、不動産投資であれば良い物件を見極めて安値で購入し、景気が上向いて評価額が上がったときに素早く売却することが大切です。しかし、投資において最も重要なのはそういった相場観やテクニックではなく、メンタルなのです。
あらゆる投資において、自分の理想通りに相場が動くことはありません。相場は複数の要件が複雑に絡み合いながら決まるものであり、いくら願ったとしても自分が操作することは不可能なのです。個人では想像すらできない莫大な資金を有する機関投資家でさえ、市場をコントロールできるとは考えていません。そのため、適切なタイミングでポジションを持ったとしても外部要因によって評価額が下落し、大きな評価損となってしまうことや、塩漬けとなっていた赤字ポジションが不意に急上昇してプラスに転じることもあるのです。そういった場合に、メンタルが整っていないと慌てて売却して損を出し、すぐに反転していく動きを眺めているだけになったり、赤字が黒字に転じた時点で決済して時間的損失や資金の拘束を考慮せずにプラスマイナスゼロになっただけで満足してしまうことになります。
投資では、相場がどんな状況になっても規律を維持し、冷静に対処することが成功の秘訣です。そのためには、想定外の事象が起きても精神的な安定を保ち、その時点で最良の選択ができるメンタルが重要なのです。
メンタルが整っていない人は、投資に向いていても相場の急変動に対応できず、向いていなければ損失をさらに拡大させる結果に終わるため、向き不向きに関わらずメンタルを鍛えることが大切です。

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